お邪魔しますの気持ちを忘れずに

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訪問介護で気をつけなければならない『コト』とは?

介護における接遇とは

サービス業全般で大切といわれている接遇は挨拶・身だしなみ・表情、そして、態度と言葉遣いという5原則があるのだが、これは介護サービスでも変わりない。
ただし、勘違いしてはいけないのは、接遇イコール礼儀作法ではないということだ。
簡略すればおもてなしの気持ちをお客様に伝える方法になる。
介護においても、利用者が安心してサービスを受け、その人らしく豊かな生活を送るために、また、ホームヘルパーがスムーズに介護を行う上で重要なポイントだ。
しかしながら意外とできていない人も多いという問題もある。
訪問介護は、まず基本的に一人で介護を行う。
そのため、ほかのスタッフがいないので、自分のやり方や考え方に傾きがちで、スタッフ同士のチェック機能もないのである。
加えて利用者や家族との距離が近く、馴れ馴れしくなってしまいがちだ。
そして、利用者が自宅で介護するため、より厳しい目で利用者からみられたり、利用者宅の生活やルールを尊重する必要もある。
そのため、家族や近所の人への気遣いがより一層求められ、ホームヘルパーはプロとして接遇へのより高い意識が求められるのが通常だ。
挨拶の際は座布団の上で挨拶しない、身だしなみも制服でも油断せずに着崩したりしないなど注意が必要になるのだ。
そして、表情については、相手の目を見る、笑顔が基本。
一見問題なさそうでも、不適切な行動は多々あるので、常に接遇面を見直しスキルを磨き続けることが重要なのである。
訪問介護の詳しい話はこちら介護サービスを解説!~訪問介護~からも確認できる。